デジタル大辞泉
「紫檀」の意味・読み・例文・類語
し‐たん【紫×檀】
マメ科の常緑小高木。葉は卵形の小葉3~5枚からなる羽状複葉。淡黄色の花を多数つける。材は周辺部が白、中心部が黒紅紫色で、木目が美しく堅いことから家具材として重用される。インド南部の原産。
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し‐たん【紫檀】
〘名〙
① マメ科の常緑高木。インド原産。幹は高さ一〇メートルに達する。枝および葉の裏には細毛を
密生。葉は三~五枚の小葉からなる。小葉は
広楕円形で長さ五~一〇センチメートル。花は小さい黄色の蝶
(ちょう)形花で
葉腋(ようえき)から出た
花柄の上部に多数円錐状につく。
果実は広がった
半円形の莢
(さや)で径四センチメートルぐらい。材は堅く
黒色で紅紫色を帯び、古くから建築・家具・器具材として珍重される。英語名、
ローズウッド。漢名、紫檀。
※
西大寺資財流記帳‐宝亀一一年(780)一二月二五日「大唐楽器一具〈略〉琵琶一面 紫檀」
※
評判記・役者万年暦(1700)京「つねもてあそびの、したんの
三味線ひきかけ、立達
(りうだつ)がかりの
小歌をうたへる事」
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紫檀 (シタン)
学名:Pterocarpus santalinus
植物。マメ科の常緑小高木,薬用植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
普及版 字通
「紫檀」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報