精選版 日本国語大辞典 「素語」の意味・読み・例文・類語
す‐がたり【素語】
〘名〙 平曲、浄瑠璃、説経などの語り物を、伴奏楽器なしで演じること。劇場音楽の浄瑠璃の場合には、人形や歌舞伎から離れて、浄瑠璃だけを三味線の伴奏入りで演奏することの意に用いることが多い。→素(す)。〔伊京集(室町)〕
※雑俳・川柳評万句合‐天明八(1788)満一「すかたりでつまらぬものはことのうた」
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