素襖脱ぎ(読み)スオウヌギ

デジタル大辞泉 「素襖脱ぎ」の意味・読み・例文・類語

すおう‐ぬぎ〔すアヲ‐〕【素×襖脱ぎ】

室町時代猿楽の能で、観客祝儀として素襖を脱いで役者に与えたこと。翌日、役者はそれを客の家に行って返すと金銭がもらえた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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