純乎(読み)ジュンコ

デジタル大辞泉 「純乎」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐こ【純×乎/××乎】

[ト・タル][文][形動タリ]全くまじりけのないさま。
「元義の歌は―たる万葉調なり」〈子規・墨汁一滴〉
[類語]純粋純正純一純良至純単純シンプル単一純化プレーンじゅん無垢むく無雑むざつ真正っ粋生一本生え抜きちゃきちゃき質素簡素つましい地味つづまやかつつましいつつましやか質実清貧素朴純朴朴訥ぼくとつ質朴真率清楚実直実体じってい朴直篤実まじめ生まじめ大まじめ真摯愚直連体修飾語として)純然たる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「純乎」の読み・字形・画数・意味

【純乎】じゆんこ

純粋なさま。〔呂覧、士容〕故に君子の容は純乎として其れ鍾山の玉の如く、桔乎(けつこ)(高いさま)として其れ陵上の木の(ごと)し。

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