納の庚申(読み)おさめのこうしん

精選版 日本国語大辞典 「納の庚申」の意味・読み・例文・類語

おさめ【納】 の 庚申(こうしん)

その年最後の庚申の日に、三尸(さんし)という虫の災いを防ぐために庚申堂参詣すること。果(はて)の庚申。《季・冬》
難波鑑(1680)六「参詣の人々、初庚申よりも、願成就いはゐおさめの庚申まふでよと群集して」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android