紅霞(読み)こうか

精選版 日本国語大辞典 「紅霞」の意味・読み・例文・類語

こう‐か【紅霞】

〘名〙 紅色のかすみ。また、夕陽で赤く染まった雲。赤い夕焼け
※南郭先生文集‐二編(1737)二・友人東荘花樹歌「春樹満園皆著花、上映紅霞下白沙」 〔韓愈‐桃源図詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「紅霞」の意味・読み・例文・類語

こう‐か【紅×霞】

くれない色のかすみ。夕焼けなどでくれない色に染まった雲。
「今富士いただきにかかりし―は」〈蘆花自然と人生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「紅霞」の読み・字形・画数・意味

【紅霞】こうか

べに色の霞。夕焼けの色。唐・権徳輿〔李中丞慈恩寺清上人院牡丹花歌に和す〕詩 曲水亭の西、杏園の北 濃深院、紅霞の色

字通「紅」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android