精選版 日本国語大辞典 「紅糸」の意味・読み・例文・類語
こう‐し【紅糸】
〘名〙
② (唐の宰相張嘉正が美貌才人の郭元振を女婿に迎えようとして、娘五人にそれぞれ一本の糸を持たせて、元振にその糸を引かせたところ、元振は紅糸をひき美人の第三女をひきあてたという「開元天宝遺事」の故事から) 縁つなぎの糸。夫婦を結びつけるもの。赤縄(せきじょう)。
③ =こうしせき(紅糸石)
※いろは字(1559)「紅糸 コウシ 硯イ名」
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