紅梅地平緒(読み)こうばいじのひらお

精選版 日本国語大辞典 「紅梅地平緒」の意味・読み・例文・類語

こうばいじ‐の‐ひらお ‥ヂ‥ひらを【紅梅地平緒】

〘名〙 紅梅色織地に、遠山小松白梅などの刺繍をほどこした平緒。剣の装束紫革(むらさきがわ)を用いた時これを着用する。多くは、賭弓(のりゆみ)臨時客などの時、火色下襲をつけた者の装具とされた。〔餝抄(1238頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android