紅板(読み)ベニイタ

デジタル大辞泉 「紅板」の意味・読み・例文・類語

べに‐いた【紅板】

江戸時代携帯用の紅入れ。二つ折りの板にを塗り、紅を載せた。薄い箱形のものもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紅板」の意味・読み・例文・類語

べに‐いた【紅板】

〘名〙 女性の懐中用化粧具の一種。べにを二枚折りの金属板、または、厚紙に塗ったもの。指先つばきや水をつけてべにを溶いて唇に塗る。

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