紅摺り絵(読み)ベニズリエ

デジタル大辞泉 「紅摺り絵」の意味・読み・例文・類語

べにずり‐え〔‐ヱ〕【紅×摺り絵】

浮世絵版画で、墨版のほか紅・緑を主としたわずかな色数の色摺り木版画。江戸中期に始まり、のち錦絵にしきえに発展した。紅絵べにえともよばれたが、今日では区別している。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android