紅小灰蝶(読み)べにしじみ

精選版 日本国語大辞典 「紅小灰蝶」の意味・読み・例文・類語

べに‐しじみ【紅小灰蝶】

〘名〙 シジミチョウ科の小形のチョウ。はね開張約三センチメートル。前ばねは朱紅色で外縁斑紋黒色。後ろばねは黒褐色で外縁に赤紋がある。成虫は春から秋に数回発生し、草地の花に集まる。幼虫スイバ、ギシギシなどを食べる。日本各地、ユーラシア、北米大陸に広く分布。〔日本昆虫学(1898)〕

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デジタル大辞泉 「紅小灰蝶」の意味・読み・例文・類語

べに‐しじみ【紅小蝶】

シジミチョウ科の昆虫。はねの開張約3センチ。翅は光沢の強い橙赤色に数個の黒紋が散在。幼虫の食草ギシギシスイバなど。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「紅小灰蝶」の解説

紅小灰蝶 (ベニシジミ)

学名Lycaena phlaeas
動物。シジミチョウ科のチョウ

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