紀郎女(読み)きのいらつめ

精選版 日本国語大辞典 「紀郎女」の意味・読み・例文・類語

き‐の‐いらつめ【紀郎女】

万葉歌人。鹿人(かひと)の娘。本名小鹿(おしか)安貴王(あきのおおきみ)の妻となり、のち大伴家持(やかもち)に思いを寄せる。相聞歌が多い。生没年未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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