紀州家(読み)キシュウケ

デジタル大辞泉 「紀州家」の意味・読み・例文・類語

きしゅう‐け〔キシウ‐〕【紀州家】

徳川御三家の一。徳川家康の第10子頼宣よりのぶを祖とする。紀州藩の藩主で、55万5千石を領有した。8代将軍吉宗、14代将軍家茂いえもちなどを出した。紀伊家紀州徳川家

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精選版 日本国語大辞典 「紀州家」の意味・読み・例文・類語

きしゅう‐け キシウ‥【紀州家】

徳川御三家の一つ。徳川家康の第一〇子頼宣を祖とし、紀州五五万五千石を領した。紀伊家。

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世界大百科事典(旧版)内の紀州家の言及

【徳川氏】より

…義直は1603年(慶長8)甲斐国を与えられ,ついで07年尾張国に転じ,諸大名の助役によって築かれた名古屋城に住し,のち木曾と美濃の一部を合わせ61万9500石の領地高を有し,東海道を押さえる雄藩となる。従二位権大納言を極位極官とし,紀州家と交替で江戸へ参勤した。10代斉朝以降将軍家や三卿より養子が入ることが多く,維新までに当主は16代を数えたが,当家より将軍になった者はいない。…

※「紀州家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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