糾問・糺問(読み)きゅうもん

精選版 日本国語大辞典 「糾問・糺問」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐もん キウ‥【糾問・糺問】

〘名〙
罪状をきびしく問いただすこと。悪事を問い調べること。糾明
吾妻鏡‐治承五年(1181)正月六日「糺問之処、於所犯者、令承伏
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二「公務の不正を糺問し、国帝に諫争する」 〔後漢書‐蘇不韋伝〕
② ものごとを追究すること。
※基督教皇張論(1883頃)〈新島襄〉「今日我国に於て徳義如何を糺問せば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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