糸引歌(読み)いとひきうた

精選版 日本国語大辞典 「糸引歌」の意味・読み・例文・類語

いとひき‐うた【糸引歌】

開化入口(1873‐74)〈横河秋濤〉上「アリャ糸引歌(イトヒキウタ)だ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の糸引歌の言及

【糸繰歌】より

…煮た繭を糸車に掛けて糸を取る作業にうたう労作歌。綿から糸を糸縒(いとより)車に掛けて取るときにもうたい,糸縒歌,糸取歌,糸引歌などともいう。また,歯車仕掛で取っ手をまわしながら糸枠に糸を巻く座繰(ざぐり)機の発達から,これを使いながらうたう女工たちの座繰歌が生まれたが,機械化がすすむとともに衰退した。…

※「糸引歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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