糠星(読み)ぬかぼし

精選版 日本国語大辞典 「糠星」の意味・読み・例文・類語

ぬか‐ぼし【糠星】

〘名〙
夜空にちらばっている無数の星。星くず。名もない小さな星々。
咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)上「何ほどあってもみな糠星(ヌカボシ)で役にたたぬ」
② 兜(かぶと)の鉢についている小さな星形金具

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「糠星」の意味・読み・例文・類語

ぬか‐ぼし【×糠星】

夜空にちらばって見える、無数の星。
かぶとの鉢についている小さい星形の金具。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android