糖化型アミラーゼ

栄養・生化学辞典 「糖化型アミラーゼ」の解説

糖化型アミラーゼ

 デンプンを非還元末端から加水分解するアミラーゼで,作用後早い時間から甘味のあるマルトースが遊離するので,糖化型アミラーゼといわれる.対語液化型アミラーゼで,この型の酵素はデンプンの鎖の内部を主として切断するので,粘度ははやく低下するため,液化型アミラーゼといわれる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android