精農(読み)セイノウ

デジタル大辞泉 「精農」の意味・読み・例文・類語

せい‐のう【精農】

農事に熱心でよく働く農民
[類語]農夫農民百姓農婦豪農富農貧農篤農自作農小作農農家田夫水呑み百姓

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「精農」の意味・読み・例文・類語

せい‐のう【精農】

〘名〙 よくつとめはげむ農民。よくはたらく農民。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「近十年来は、英国も甚だ進歩をなし、今は精農第一等の評とはなりぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の精農の言及

【細男】より

…古代・中世の祭礼芸能。声納,青農,精農などとも記し,〈さいのお〉〈くわしお〉などとも読む。大社寺の祭礼に巫(みこ),師子舞,田楽(でんがく),王の舞,十烈(とおつら),猿楽などとともに出た芸能で,《栄華物語》巻二十四に,〈御霊会の細男の手拭して顔隠したる心地するに〉とあるように,その芸態は,烏帽子姿の者が白布で顔を隠し,胸につけた鼓を打つ。…

※「精農」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android