精粗・精疎・精麤(読み)せいそ

精選版 日本国語大辞典 「精粗・精疎・精麤」の意味・読み・例文・類語

せい‐そ【精粗・精疎・精麤】

〘名〙 細かいこととあらいこと。詳しいことと大まかなこと。
本朝文粋(1060頃)一・孫弘布被賦〈源英明〉「則知広狭堪時用、精麤伴自為
西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一三「此会は物品の優劣工芸の精粗(セイソ)を比較考訂するのみならず」 〔礼記‐文王世子〕

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