精根(読み)せいこん

精選版 日本国語大辞典 「精根」の意味・読み・例文・類語

せい‐こん【精根】

〘名〙 一つ事を持続する気力。こん。根気。元気。精力
※六輪一露秘注(文正本)(1466)「一露之利剣は〈略〉無極之剣位とも、彼御筆跡にも見えたり。精根之神なるべし」
浄瑠璃嫗山姥(1712頃)燈籠「筋ほねたるんでせいこん尽きはて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「精根」の意味・読み・例文・類語

せい‐こん【精根】

精力と気力。物事を成し遂げようと集中した体力精神力。「精根尽き果てる」
[類語]根気忍耐力気根

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android