精一(読み)せいいつ

精選版 日本国語大辞典 「精一」の意味・読み・例文・類語

せい‐いつ【精一】

〘名〙 (形動) 純粋で専一なこと。こまやかでまじりけのないこと。また、そのさま。
集義和書(1676頃)一四「此生欲の、節に中るべき精霊の照しは、微妙にして声色なし。精一の工夫をろそかなれば存しがたし」 〔杜甫‐朝享太廟賦〕

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デジタル大辞泉 「精一」の意味・読み・例文・類語

せい‐いつ【精一】

[名・形動]純粋で専一なこと。ひたすら打ち込んでいること。また、そのさま。「精一勉学に励む」

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普及版 字通 「精一」の読み・字形・画数・意味

【精一】せいいつ

専一にする。〔書、大禹〕人心惟(こ)れく、心惟れなり。惟れ惟れ一、允(まこと)に厥(そ)の中を執れ。

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