粉わさび(読み)こなわさび

日本大百科全書(ニッポニカ) 「粉わさび」の意味・わかりやすい解説

粉わさび
こなわさび

本来アブラナ科の日本特産のワサビの根を乾燥して粉末にしたものをいう。最近は、これにホースラディッシュセイヨウワサビ)の粉末、またはクロロフィル葉緑素)、デンプン、西洋からしなどを混合したものが多くなっている。辛味主成分アリルイソチオシアネートで、マスタードの辛味と同じである。

[齋藤 浩]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「粉わさび」の解説

粉わさび

 ワサビの根茎を乾燥し粉砕したもの.水で練ってスパイスとする.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android