米怔・米性(読み)こめしょう

精選版 日本国語大辞典 「米怔・米性」の意味・読み・例文・類語

こめ‐しょう ‥シャウ【米怔・米性】

〘名〙 米の品質不作の年には米怔の悪い年貢米が納入されがちなため、江戸幕府事前に見本米を差し出させ、それと年貢米とを引き合わせた上で受理する方針をとった。
牧民金鑑‐七・御廻米・天明二年(1782)一〇月「一諸国御廻米之儀、近年は打続米怔不宜故」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android