米川親敏(読み)よねかわちかとし

世界大百科事典(旧版)内の米川親敏の言及

【箏曲】より

…これを〈明治新曲〉という。大正から昭和初期にかけて,東京に進出した宮城道雄や米川親敏(ちかとし)(琴翁)らは,洋楽の技法をも取り入れた創作活動を展開,とくに宮城を中心とする派は,〈新日本音楽〉と称して,単に箏曲のみならず,邦楽全体の新創造を目標とし,以後,箏曲を中心とする創作活動はきわめて活発となり,山田流箏曲家でも,中能島欣一などきわめて現代的な作品を作る者が多くなるとともに,洋楽の作曲家も,箏の作品を書くようになる。現代では,〈現代邦楽〉と呼ばれる創作の一つとしても,箏曲が存在する。…

※「米川親敏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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