米国慣用系(読み)べいこくかんようけい

世界大百科事典(旧版)内の米国慣用系の言及

【ヤード・ポンド法】より

… 他方,アメリカ合衆国では1830年の上院の決議に基づいて慣用単位の調査が行われ,それに基づいて32年に財務省が単位系を作成し,標準供給を実施した。このようにして作られた単位系を〈米国慣用系U.S.customary system〉という。その特徴は,容量の単位が液量と乾量で異なり,液量は米ガロンを,乾量は米ブッシェルを基本単位とすること,液量のフルイドオンスが1/4ジルであること,質量の単位が一般日常品用の常衡,貴金属用のトロイ衡,薬局用の薬衡の三衡に分かれていることである。…

※「米国慣用系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」