籠造(読み)かごづくり

精選版 日本国語大辞典 「籠造」の意味・読み・例文・類語

かご‐づくり【籠造】

〘名〙 (「かごつくり」とも)
土器作り方一つ。竹などで壺(つぼ)や鉢の型を編み、それに陶土をはりつけ、たたいて土を締め固めて乾燥させた後、焼く。籠目文(かごめもん)やたたき跡が現われる。
② 籠を作ること。また、それを職業とする人。籠師
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一「淑瑟弗・蘭加斯徳(ジョーセフ・ランカステル)は籃匠(〈注〉カゴツクリ)なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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