籍を入れる(読み)せきをいれる

精選版 日本国語大辞典 「籍を入れる」の意味・読み・例文・類語

せき【籍】 を 入(い)れる

結婚養子縁組などで、ある者をある戸籍に新しく入れること。入籍する。
疑惑(1913)〈近松秋江〉「六年も一緒にゐて、それで何故籍を入れてゐないんですって聴くから」
学校団体官庁などの一員として名前を登録する。
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の散歩「兎も角も融通の利く法科に籍を入れておけば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「籍を入れる」の意味・読み・例文・類語

せき・れる

出生養子縁組などで、すでにある戸籍にその人の名を入れる。また俗に、男女婚姻届を出して新しい戸籍を作る。入籍する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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