簡便(読み)カンベン

デジタル大辞泉 「簡便」の意味・読み・例文・類語

かん‐べん【簡便】

[名・形動]簡単で便利なこと。手軽なこと。また、そのさま。「簡便な道具」「食事を簡便に済ます」
[派生]かんべんさ[名]
[類語]便利重宝軽便至便有益有効有利実用ユーティリティー便益役立つ役に立つ役立てる資する捨てたものではない便利便簡単単純簡略簡素簡約簡潔手短てみじか簡易安直あんちょくシンプルコンパクト便宜好都合あつらえ向きタイムリー有り難いうれしいおんの字有用もってこい格好頃合ころあ打って付けぴったり好個好適適する適う適える合う沿うそぐう向く似合う似つかわしいふさわしいしっくり当てはまる適合する適当する合致する即応する同調するフィットする程よい絶好願ったり叶ったり願ってもない渡りに船相応しか即する肌が合う適格適材与し易いしかるべきマッチ究竟くっきょう合い口合目的文句無しリーズナブル好条件見合う匹敵言い得て妙あたかもよし三拍子そろ似合わしいジャストミート思いがけない当を得る馬が合う息が合う順当どんぴしゃり所を得る最適つぼにはまる水を得たうおのよう結構尽くめ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「簡便」の意味・読み・例文・類語

かん‐べん【簡便】

〘名〙 (形動) 手軽で便利なこと。軽便。また、手っとり早いこと。容易であること。また、そのさま。
随筆・秉燭譚(1729)三「忌日のこと〈略〉何月幾日と云は、戦国などの時分、簡便におもむきての事とみえたり」
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉七「何で簡便に製造する法もがなと思ひしが」 〔鄭元祐‐古書行贈呉孟思〕

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普及版 字通 「簡便」の読み・字形・画数・意味

【簡便】かんべん

てがる。

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