篩に掛ける(読み)ふるいにかける

精選版 日本国語大辞典 「篩に掛ける」の意味・読み・例文・類語

ふるい【篩】 に 掛(か)ける

① 粉などを篩で選り分ける。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「石を砕き細密なる篩(フルヒ)にかけて、細粉となし」
② ある基準によって、多くの人・物を選び分けて、その基準に適さないものを排除する。
文学の根本問題(1958‐59)〈中島健蔵〉七「古典はおもしろさのふるいにかけられているのだから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「篩に掛ける」の意味・読み・例文・類語

ふるい・ける

ふるいを使ってより分ける。転じて、条件・基準に合わないものを除外する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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