普及版 字通 「篩(漢字)」の読み・字形・画数・意味
篩
16画
(異体字)
25画
[字訓] ふるい・ふるう
[説文解字]
[字形] 形声
声符は師(し)。〔説文〕五上に字をに作り、麗(れい)声。麗に・(し)の声がある。「竹なり。以て粗を取り、細を去るべし」とあり、竹で編んだ器で、ふるいにかけることをいう。また日が(すだれ)をもれること、酒を酌みそそぐことをもいう。〔説文〕に「は(しひ)、竹なり」とあって、物を盛(い)れる竹器であるが、篩と通用する。
[訓義]
1. ふるい、ふるう。
2. もれる、すきもれる。
3. そそぐ。
4. うつ。
5. 字はまた・・に作る。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕篩 不留不(ふるふ)/篩 豆不留不(つきふるふ) 〔和名抄〕篩 布比(ふるひ) 〔名義抄〕 フルヒ・ヒソソル 〔立〕篩 フルヰ・アシカ
[熟語]
篩金▶・篩子▶・篩酒▶・篩春▶・篩土▶・篩揚▶・篩落▶・篩▶・篩瀘▶
[下接語]
一篩・竹篩・満篩
25画
(異体字)篩
16画
[字訓] ふるい
[説文解字]
[字形] 形声
声符は麗(り・れい)。麗に・(し)の声がある。〔説文〕五上に「竹なり。以て粗を取り、細を去るべし」とあり、ふるいをいう。字はまた篩・に作ることがある。
[訓義]
1. ふるい。
2. 字はまた篩・に作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕・篩 フルヒ・ヒソソル 〔字鏡集〕 フルヒ・アシカ・フルフ
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報