篠山[町](読み)ささやま

百科事典マイペディア 「篠山[町]」の意味・わかりやすい解説

篠山[町]【ささやま】

兵庫県東部,多紀郡の旧町。主集落は篠山川が西流する篠山盆地の中心地で,山陰道の要地,譜代松平氏,青山氏が居城する篠山藩城下町として繁栄,明治以後は軍隊町となった。米作,肉牛飼育を主とし,丹波グリ,黒大豆,マツタケの産もある。灘五郷などの酒造地への杜氏(とうじ)出身地として知られる。1975年城東町,多紀町と合体。1999年4月に,多紀郡西紀(にしき)町,丹南町,今田(こんだ)町と合併し市制篠山市となる。187.46km2。2万2223人(1995)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android