(読み)はん

精選版 日本国語大辞典 「範」の意味・読み・例文・類語

はん【範】

〘名〙
① てほん。のり。模範。「範を垂れる」
貧乏物語(1916)〈河上肇〉序「以て後学の範と為すべきものがある」 〔爾雅‐釈詁〕
② 区切り。限り。範囲

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デジタル大辞泉 「範」の意味・読み・例文・類語

はん【範】[漢字項目]

常用漢字] [音]ハン(漢) [訓]のり
基準となる一定の型。手本。「範式範例規範師範垂範典範文範模範
区切られた枠。「範囲範疇はんちゅう
広く行き渡る。「広範
[名のり]すすむ

はん【範】

手本。模範。「後世に残す」「工業先進国にをとる」
[類語]手本模範規範モデル典型亀鑑規矩

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