節士(読み)せっし

精選版 日本国語大辞典 「節士」の意味・読み・例文・類語

せっ‐し【節士】

〘名〙 節義を守る人。節操のかたい男。高節の士。
本朝続文粋(1142‐55頃)一・西府作〈大江匡房〉「節士無翻尒、忠臣固確乎」 〔漢書‐蕭望之伝〕

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デジタル大辞泉 「節士」の意味・読み・例文・類語

せっ‐し【節士】

節義を守る人。節操の堅い人。

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普及版 字通 「節士」の読み・字形・画数・意味

【節士】せつし

節操ある人。〔韓詩外伝、十〕卞子(べんさうし)、を好む。母恙(つつが)無き時、三たび戰ひて三たび北(に)ぐ。游之れを非(そし)る。~母沒す。~卞子曰く、~吾(われ)之れを聞く、士は辱を以て生くべからずと。り、七十人をして死せり。

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