節候(読み)せっこう

精選版 日本国語大辞典 「節候」の意味・読み・例文・類語

せっ‐こう【節候】

〘名〙 時季時節
万葉(8C後)一七・三九六五・題詞「方今春朝春花流馥於春苑、春暮春鶯囀声於春林。対此節候琴罇可翫矣」
※寛斎先生遺稿(1821)二・客中記事「北地候本無定、乍寒乍暖仲冬風」 〔姚倫‐感秋詩〕

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普及版 字通 「節候」の読み・字形・画数・意味

【節候】せつこう

時候

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