管籥・管鑰(読み)かんやく

精選版 日本国語大辞典 「管籥・管鑰」の意味・読み・例文・類語

かん‐やく クヮン‥【管籥・管鑰】

〘名〙
① 笛の一種
浄瑠璃蝉丸(1693頃)一「民百姓くんやくの声、羽旄(うばふ)の美、欣欣然(きんきんぜん)と悦びて」 〔孟子‐梁恵王下〕
② 鍵をいう。
令義解(833)職員「大監物二人。〈掌察出納進管鑰〉〈謂。管鑰猶鑰。与鍵牡為一レ管不同。是即庫蔵管鑰〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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