算盤を枕にする(読み)そろばんをまくらにする

精選版 日本国語大辞典 「算盤を枕にする」の意味・読み・例文・類語

そろばん【算盤】 を 枕(まくら)にする

そろばんを枕にして寝る。寝る間もそろばんを身辺から放さない。商人商売にうち込むさまを形容していう語。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第一一「筭用詰十露盤枕ねる計 雨にあらしに舟間也けり」
※雑俳・寄太鼓(1701)「十露盤を枕にすれば寝入られず」

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