算崩・三崩(読み)さんくずし

精選版 日本国語大辞典 「算崩・三崩」の意味・読み・例文・類語

さん‐くずし ‥くづし【算崩・三崩】

〘名〙 (算木をくずした形の意) 平織組織で経(たていと)と緯(よこいと)の色の配列のしかたにより表われる文様一つ三筋ずつ縦横石畳のようにした縞または模様をいう。唐桟(とうざん)などに用いる。算木崩し縞。さんくずれ。
※舜旧記‐文祿五年(1596)一月二一日「奉書紙〈サンクツシ〉本綿〈一端〉・錫双〈午房五把、唐腐十五〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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