箇月(読み)カゲツ

デジタル大辞泉 「箇月」の意味・読み・例文・類語

か‐げつ【箇月/個月】

[接尾]助数詞月数を数えるのに用いる。「数―」「三―かん
[補説]「カ月」「ヶ月」などとも書く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「箇月」の意味・読み・例文・類語

か‐げつ【箇月】

〘接尾〙 漢語数詞のあとにつけて、暦の月の数を数えるのに用いる。かつき。つき。→か(箇)
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「已に四箇月(しカゲツ)を経たりしかば」
[補注](1)「四箇月」は、古くは「しかげつ」と言った。
(2)古くは「かつき」とも読まれ、明治初期にはともに用いられていたので、振り仮名のないものは、そのどちらだか決められない場合が多い。

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