筑後川温泉(読み)ちくごがわおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「筑後川温泉」の意味・わかりやすい解説

筑後川温泉
ちくごがわおんせん

福岡県うきは市にある温泉。1955年(昭和30)掘削により湧出(ゆうしゅつ)した筑後川左岸にある新興温泉で、泉質は単純泉・放射能泉、効能はリウマチ、神経痛、創傷などである。アユやコイの川魚料理が味わえるほか、付近は県下有数の果樹園地域でフルーツ観光も楽しめる。夏には鵜飼(うかい)が行われる。閑静な温泉で1968年に国民保養温泉地に指定された。JR久大(きゅうだい)本線筑後大石(おおいし)駅より徒歩15分。

[石黒正紀]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「筑後川温泉」の意味・わかりやすい解説

筑後川温泉
ちくごがわおんせん

福岡県南部,うきは市北部筑後川中流に沿う温泉。泉質は放射能泉。泉温は 28~34℃。筑後川畔の静かな湯治場で,夏季には鵜飼いが行なわれ,カキブドウなどの観光農園が開かれる。耶馬日田英彦山国定公園に属し,国民保養温泉地に指定されている。

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