笹百合(読み)ササユリ

デジタル大辞泉 「笹百合」の意味・読み・例文・類語

ささ‐ゆり【×笹百合】

ユリ科多年草。本州中部地方以西に自生初夏桃色白色の花をつける。園芸品種が多く作られている。さゆり。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「笹百合」の意味・読み・例文・類語

ささ‐ゆり【笹百合】

〘名〙
① ユリ科の多年草。本州中部以西の山地に生える。高さ〇・五~一メートル。地下に径三~五センチメートルの球状で白い鱗茎があり茎には紫色斑点散布。葉は短柄をもち披針形で長さ約一〇センチメートル。初夏、茎頂に径約一〇センチメートルの漏斗状で淡紅色か白色の花が一~六個横向きに咲く。漢名に百合を当てるが正しくない。やまゆり。さゆり。《季・夏》 〔俳諧・本朝文選(1706)〕
植物なるこゆり(鳴子百合)」の異名。〔書言字考節用集(1717)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「笹百合」の解説

笹百合 (ササユリ)

学名Lilium japonicum
植物。ユリ科の多年草,園芸植物

笹百合 (ササユリ)

植物。ユリ科の多年草,園芸植物,薬用植物ナルコユリ別称

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