第二東名・第二名神高速道路(読み)だいにとうめいだいにめいしんこうそくどうろ

百科事典マイペディア の解説

第二東名・第二名神高速道路【だいにとうめいだいにめいしんこうそくどうろ】

現在の東名高速道路名神高速道路の渋滞緩和と21世紀の高速交通体系の基幹路線として,国と日本道路公団が計画中の高速道路。正式には〈第二東海自動車道・近畿自動車道〉。総延長490km。最高速度120kmでの走行可能な道路規格だが,現在までの開通区間はいずれも従来通りの時速100kmで供用されている。1993年に303km,1997年に15kmについて施行命令が出た。このうち,第二名神高速道路は2007年,名称を〈新名神高速道路〉とし,2008年に亀山ジャンクション(東名阪自動車道と接続)〜草津ジャンクション(名神高速道路と接続)間49.7kmが開通。また,第二名神高速道路の一部をなす〈伊勢湾岸自動車道〉も1998年の部分開通を皮切りに順次延伸,2005年に四日市ジャンクション(東名阪自動車道と接続)〜豊田東ジャンクション間の全線が開通,全体の開通は2023年度を見込む。一方,第二東名高速道路は2012年,〈新東名高速道路〉として御殿場ジャンクション〜三ケ日ジャンクション(いずれも東名高速道路と接続)間161.9km(一度の開通区間としては国内史上最長)が開通,2016年にはその先の愛知県区間(浜松いなさジャンクション〜豊田東ジャンクション間55.2km)も延伸開通。全体の開通は2020年度の予定

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