第一等(読み)だいいっとう

精選版 日本国語大辞典 「第一等」の意味・読み・例文・類語

だいいっ‐とう【第一等】

〘名〙
① いくつかあるなかで、もっともすぐれた等級に属していること。また、そのもの。
令義解(718)軍防「凡行軍〈略〉叙勲定簿、毎隊以先鋒者、為第一、〈略〉不第一等、勲多於第二
坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉九「花晨亭と云って、当地で第一等の料理屋ださうだが」
競技などで、最高の成績であること。また、そのもの。
都新聞‐明治三九年(1906)六月一二日「全国俳優三傑投票〈略〉第一等当選者 尾上栄三郎(旧派)」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android