笑福亭 松鶴(2代目)(読み)ショウフクテイ ショカク

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「笑福亭 松鶴(2代目)」の解説

笑福亭 松鶴(2代目)
ショウフクテイ ショカク


職業
落語家

本名
松本 豊七

別名
前名=笑福亭 鶴松,笑福亭 吾竹(4代目)

生年月日
?

経歴
もとは紺屋の職人で、仕事の合間には桃などの果物を独特の売り声で売り歩き、落語家になった後も通称桃屋と呼ばれた。初代笑福亭松鶴に入門、鶴松から4代目吾竹を経て、師の没後まもなく2代目松鶴を襲名後年は円笑と改名して講釈師として活躍。また、松橋を名乗った時期もあったと云われる。大津絵節替歌にも秀で、師匠の「三十石」に初代桂文枝の「三十石」を加味して一時代をつくったとも云われる。講釈師としての主な演目は「加賀騒動」「業平文治」など。

没年月日
明治24年 8月8日 (1891年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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