竹本 朝重(初代)(読み)タケモト アサジュウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「竹本 朝重(初代)」の解説

竹本 朝重(初代)
タケモト アサジュウ


職業
女義太夫節太夫

専門
義太夫節

本名
猪股 きん

別名
前名=竹本 越松

生年月日
明治23年 10月

出生地
愛知県 名古屋市

経歴
女義太夫節太夫・竹本小土佐の姪にあたり、7歳で上京し小土佐のもとに身を寄せた。大阪で3代目竹本越路太夫の門に入り、越松。その後、南部太夫や竹本雛太夫に師事した。16歳で帰京竹本朝太夫に入門し、朝重を名乗る。正義派(山田派)に属し、艶物を得意とした。

没年月日
昭和35年 8月2日 (1960年)

親族
おば=竹本 小土佐(女義太夫節太夫)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android