…こうして衰退したものさしの公定は,それ以後明治に至るまで復活することはなかった。平安時代から中世にかけて,文献上にしばしば見える私尺は,主として〈鉄尺〉と〈竹尺〉と称するものである。鉄尺は以前の公定尺の小尺の系統を受け,平安時代以後,長く日本のものさしの中心的な地位を占めてきたと推定される。…
※「竹尺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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