竹内弥兵衛(読み)たけうちやへえ

世界大百科事典(旧版)内の竹内弥兵衛の言及

【金庫】より

…商家では千両箱が使われていたが,1866年(慶応2)の横浜大火の際,外国商館の鉄ばり金庫に保管されていたものが難を免れ,注目をあびるようになった。そこで69年(明治2)に,神奈川の竹内弥兵衛が洋風金庫を製造販売しだしたという。〈弗箱(ドルばこ)〉の名で知られたが,のちには泥棒除けにもなるところから〈泥箱〉とも呼ばれた。…

※「竹内弥兵衛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」