竹内 映紫楼(読み)タケウチ エイシロウ

20世紀日本人名事典 「竹内 映紫楼」の解説

竹内 映紫楼
タケウチ エイシロウ

明治期の俳人



生年
明治14(1881)年7月2日

没年
(没年不詳)

出生地
島根県

本名
竹内 栄四郎

別名
旧号=昇龍天,別号=三屋,茨骨舎

経歴
明治39年頃「山陰新聞」の「山陰俳壇」で活躍。42年続三千里の旅中の河東碧梧桐を「迎俳聖」と茣蓙に大書して桃観峠まで出迎えた。翌43年碧梧桐を玉島に訪ね、中塚一碧楼、荻原井泉水らの「俳三昧」に加わるなど、中期新傾向俳句の新人として嘱望された。うばら会幹事もつとめ、また「美津宇見」の創刊と共に主要同人となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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