竹の編戸(読み)たけのあみど

精選版 日本国語大辞典 「竹の編戸」の意味・読み・例文・類語

たけ【竹】 の 編戸(あみど)

細い竹を編んで作った戸。多く貧しい家のさまをいうのに用いる。竹の戸。
散木奇歌集(1128頃)夏「夏くればいくよ水雞にはかられて竹のあみ戸をあけてとふらん」
徒然草(1331頃)四四「あやしの竹のあみ戸のうちより」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android