精選版 日本国語大辞典 「競上・糶上」の意味・読み・例文・類語
せり‐あ・げる【競上・糶上】
※俳諧・末若葉(1697)上「背に杖を握る花けし〈波麦〉 古道具五厘五厘とせり上て〈同〉」
せり‐あげ【競上・糶上】
〘名〙 せり売りで、品物の値段を競ってつり上げること。
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉八「只管騰貴(あが)るべしと確信して、頻に競上(セリアゲ)に価を昇して」
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