競い狩(読み)キソイガリ

デジタル大辞泉 「競い狩」の意味・読み・例文・類語

きそい‐がり〔きそひ‐〕【競い狩(り)】

昔、陰暦5月5日に、山野に出て薬草を採集した行事。薬狩り。
[補説]「かきつはた衣に摺り付け丈夫ますらを着襲きそひ狩りする月は来にけり」〈・三九二一〉の「着襲ひ狩り(=着飾ってする狩猟)」を「競ひ狩り」と解してできた語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android